台風の後に何度か保全活動に参加してきました。
感想の第一は、とにかく水が悪い…。
15m前後でしょうか?
初日は10mほどです。
だいたい、4~5日たつ頃には良くなるのですがまだ悪いです…。
5月31日のポイントは「屋嘉比湾内」、最近の重点ポイントです。
オニヒトデの量は、平均10個ぐらいで以前と変わらず。
風が相当吹いたので、木の葉等のゴミが目につきます。
6月1日は「ナカチンシ(屋嘉比島)」西側へ、普段NO-Yでは潜らない場所です。
オニヒトデがいるかどうかのチェックもかねて潜ったのですが…。
オニヒトデはダイバー平均2~3個、個人的にはいる所にはいて、いないとぜんぜんいない…。
それ以上に凄いのは、明らかに地形が変わっています。
サンゴがたくさんあったであろう浅場の棚の上は壊滅状態です。
保全活動の後に船を出してくれていたお店のオーナーが、「NO-Yの良く潜るポイントも確認する?」と聞かれたのでお言葉に甘えて水面からチェックしてきました。
ポイントは「ここが一番サンゴがキレイ」な所です。
泳いだ結果は…。
サンゴは全滅でした…。
浅場のサンゴは全てなくなっていました…。
これで、またサンゴのポイントが1つ減ってしまいました…。
6月2日は「ウタハ」へ、ここも調査を兼ねてです。
オニヒトデは1人が1匹を見つけていました。
なので、現状は大丈夫です。
但し、こちらも台風の影響が見られます。
折れているサンゴが多く、中には大きなハマサンゴがひっくり帰っている場所まで…。
今回の台風2号はあっと言う間に通り過ぎたのですが、海の中のダメージは非常に大きかったです…。